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News

「フードシステム論研究室」からのお知らせ

フードシステム論研究室で何を学ぶか

  

フィールドワーク実習

1.フィールドワーク実習とは
・当研究室では、フィールドワーク実習は外部の論文コンテストに投稿する論文を執筆することを
目的に実施します。
・論文を書き上げて、投稿することが最低限の目標です。少しでもオリジナリティを競えるように
なることが望ましいです。
・ゼミ生全員で議論し、興味が類似しているゼミ生を班(3班程度)に編成します。
・各班の論文テーマはゼミの統一テーマである「持続可能なフードシステム」の枠内で、自由に
設定できます。
・最初に、全員が自分の興味あるテーマについてレポートを書きます。それをもとに、テーマの
選定と班編成を行います。
・班ごとに具体的なテーマを設定し、班単位で調査し、論文を執筆します。
・各班の論文(調査)の具体的テーマの選定についてはゼミ生の意向を最大限尊重します。

  

2.調査の全体スケジュール(2021年4月入室の事例)
以下のスケジュール・手順で論文執筆・調査実施を行います。

 (1)レポート提出
  ・2020年12年4日に入室試験を実施
  ・入室確定後、調査したいテーマについて、レポートを提出
  ・締め切りは、2021年1月12日(火)
  ・レポートの字数は、2000字程度(図表、写真を除く)
 (2)テーマ選定検討会・班編成
  ・全員が全てのレポートを読んで、各自の関心事を確認
  ・2021年1年29日(金)に翌年の論文のテーマを具体的に検討
  ・共通する関心事を析出し、それに沿って複数の班を編成
 (3)具体的なテーマの選定
  ・2021年度春学期開始後、班別に具体的な論文のテーマを設定
  ・テーマと共に調査対象、調査地の候補を選定。
  ・主な調査地は関東及びその近隣地域とする。
  ・途中経過について春学期中に3回程度発表
  ・全員で議論をしてさらに論文テーマを明確化
  ・論文の直接の対象となる調査対象を選定
  ・遠隔地の同様のケースと比較調査を実施する。
 (4)調査の実施
  ・春学期中に近隣地域に複数回調査を実施
  ・夏休み期間中に遠隔地で調査を実施
  ・秋学期は近隣地域で補完的調査を実施
  ・調査候補地、候補相手との交渉は教員が担当する。
 (5)論文の執筆
  ・秋学期に複数回論文の途中経過について発表
  ・論文の途中経過報告の際は全員で検討
  ・最終的に、2021年12月までに完成
  ・翌年の募集期間に応募

  

3.調査準備・実施方法

  

(1)先行研究や関連する文献の収集

  

(2)フィールドワーク実習の準備
 基本的には調査対象となる個人、団体を訪問して「聞き取り調査」や「資料収集」、必要に
応じて「アンケート」を実施します。
 聞き取り調査の実施前に、事前に先方に聞き取りしたい内容を質問票にして送付します。
 質問票を完成させるために、以下の手順を採用しています。アンケートの場合も同様です。
    
① 調査を実施する班が質問票を作成します。
➁ 作成した質問票を教員に送付し、教員が加筆・修正して班の学生に返します。
③ 受け取った班の学生は、修正箇所や加筆された質問項目について検討します。
 このような過程を経て最終的に質問票を完成し、先方に送付します。

  

(3)班内での作業の分担
班内の作業は全て協同作業です。したがって、全ての作業を全員でおこなう作業とメンバーで
分担しておこなう作業に分類して、効率よくおこなうことが重要です。以下は、その一例です。
作業の洗い出しをおこなって、個々の作業の分担を決めることが必要です。

○個人分担
・資料の収集、管理(Aさん)
・質問票の整理(Bさん)
・聞き取り調査で主に質問する人(調査先は複数あるので、交代で担当する)
・聞き取り調査での録音(Cさん)
・聞き取り調査後の全員のレポートと録音を活用し、内容を整理(Aさん)
・訪問先から収集した資料やデータの整理(Bさん)
・論文執筆の全体的な責任者(主にCさんだが、全員で内容の確認をおこなう)

○全員による作業
・論文の具体的なテーマ設定、構成
・調査先の選定
・質問票の作成
・聞き取り調査後のレポート
・論文の執筆(三人で分担するが、最終責任者はCさん)
・論文の添削、推敲

  

(4)フィールドワーク実習の実施
・ 調査先との交渉は全て教員が担当します。
・ 調査時には録音(録画)をします。終了後に、内容を確認するためです。
・ 基本的には事前に送付する質問票に沿って質疑応答
・ 調査時には積極的に質問をして下さい。
・質問票のパート別に担当者を決め、担当者が質問をする。
内容がどうしても理解が難しい場合でも、 理解できるまで質問する
つもりで頑張って質疑に参加して下さい。

  

(5)調査結果の整理
・各自が質問票に沿って聞き取り調査の内容を整理します。
・全員で協力して報告書を作成します。不明な点は録音(録画)で  
 確認します。
・ 追加の質問が必要な場合は、班で相談して追加の質問票を作成して送付します。
・ 内容を整理しながら、次の訪問先への質問票を作成します。

  

(6)調査地・調査対象  
・主な調査対象地は関東及びその隣接地域
・調査対象地域が近接地であるため、調査地を複数回訪問して調査を実施します。
・比較検討するために、遠隔地で同種の調査を実施します。
・調査に際しての注意はこちらを参照にして下さい。

    

  

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